【新紙幣】津田梅子の反転写真はあり?なし?画像で徹底検証!
新元号の発表の後すぐに新紙幣の発表もありましたね。
その肖像には一位万円札が渋沢栄一、五千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎が選ばれました。
そして五千円札に使われている津田梅子の肖像画反転されているとニュースで報道されました。
ネットではあり?なし?など意見が分かれています。
画像を使って徹底検証してみたいと思います。
津田梅子の肖像画
五千円札で反転して使用したとされる津田梅子の肖像画。
引用:Wikipedia
次に新五千円札のイメージです。
確かにこの画像が使われていて反転されているのがわかります。
しかし、着物の前合わせはきちんと修正されているように見えます。
絶妙なラインで切れているところがあざとい気がします^^
次にサイズや向き、色などを調整して比べていきます。
新紙幣の肖像と並べてみた
まずはサイズ感を合わせて並べてみました。
やはり、反転してるっぽいですね~。
次に左の画像を反転し、右の画像をモノクロにします。
ばっちりです^^
新紙幣だけ見ると違和感はありませんが、元の写真を見るとやっぱり違和感があります。
ちなみに元写真だけを反転バージョンと並べてみました。
どう思われますか?僕は個人的にちょっと残念な感じがします。
ツイッターでの意見も少しご紹介します。
凄えな。問題あるよ。ないわけない。本人に対してはもちろんだけど、採用された写真を撮影した人に対してもかなり失礼。
津田梅子の写真反転か 新五千円札の肖像画 財務省「問題ない」 https://t.co/sZEbzNcI4m @Sankei_newsより
— takeru! (@tak_eru) 2019年4月16日
新五千円札の津田梅子さんの肖像画が反転されてるとか問題になってるけど
「インスタやTwitterに上がる女性の自撮りは反転画像が普段自分が鏡で見てる角度と同じになるからOKテイクになりやすい」
って事実があるから何となく近代的だしおけまる水産でしょ
— あなざー (@vipanother) 2019年4月16日
言わずもがなですが、左右反転した像というのはけっこう印象が違い、自分の顔でも鏡の印象と写真の印象が違って驚く事があります。左右逆の津田梅子さんは本来この世に存在せず、そういう画像を国の顔の一つであるお札の肖像に使うのはなんだか格好悪いし、津田梅子さんにも失礼ではないかと思います。
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2019年4月16日
新しいお札の津田梅子さんの写真、反転して使っているというので、見て見ましたが、打ち合わせは直してあるような。でも人の顔は左右対称ではなく、自分が見ている鏡に映る顔と、人が見ている顔は違う。
— yuki 戦争ではなく平和と和解をもたらす日本を目指して (@yukiyanagi3333) 2019年4月16日
写真を反転するとイメージは変わる?
反転された写真というのはいわゆる鏡の中の写真ということになります。
自分自身を鏡で見ても違和感を感じる人もいるくらいです。
顔というのは左右で差があるものです。
だから反転すると違和感を感じるんですね。
菅官房長官は問題ないと言っていますが果たしてどうなのでしょうか。
デザインを少しかじっている僕からするとはっきり言ってアウトだと思います。
どうしてもっていうときの裏技感はありますが、極力さけたいものです。
令和という新元号も発表され、20年ぶりの新紙幣発行で日本を勢いづけるはず。
その大切な新紙幣で肖像を反転するのはいかがなものでしょう。
ちなみに、現一万円札の福沢諭吉を最後に反転してみます^^
見慣れているだけあってこれはさすがにすごい違和感ですね(笑)
まとめ
以上で「【新紙幣】津田梅子の反転写真はあり?なし?画像で徹底検証!」を終わります。
一つの時代の節目という大事な時期にどうしてこのような決断をしてしまったのでしょうか。
ネットが普及している今、すぐにばれるのはわかっていたはずです。
新紙幣のデザインをした人は最後まで反対していたのではないでしょうか。
デザインに携わる人ならばこういったことは絶対にしないはずなのですが・・・。
問題ないとは言っていますが、ゴリ押しでいってしまうのか、注目です。
でも、元の画像を新紙幣の右側に持ってくると、外側を向いていることになり、それはそれで違和感がありそうなので難しいところです。