四国の梅雨明け予報【2021】過去のデータから分析

5月といえば五月晴れというくらい雨とは遠いイメージの多い月。

しかし2021年は統計を取り始めてから過去最速となる5月15日に梅雨入りしました。

あまりに早く梅雨に入ると気になってくるのは梅雨明けです。

気象庁の過去のデータを参考にしながら2021年の四国地方の梅雨明けを予想します。

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目次

四国の梅雨明け予報【2021】

ズバリ、僕が予想した四国の梅雨明け予報は

7月10日ごろ

です。

その根拠を過去のデータと共に示していますのでよろしければご覧ください。

四国の梅雨入り・梅雨明け過去30年のデータ

まずは四国地方の過去30年の梅雨入り・梅雨明けのデータをご覧ください。

2021年の四国地方は過去最速の梅雨入りをしたので、過去の中で5月に梅雨入りした分を赤字にしました。

ちなみにこの30年間を平均したものが「平年」とされ、その平年は梅雨入りが6月5日ごろ、梅雨明けが7月18日ごろとなります。

そして梅雨の期間の平均は40.9日となります。

梅雨入り 梅雨明け
1991年 5月19日 7月19日
1992年 6月 7日 7月21日
1993年 5月29日
1994年 6月 7日 7月 2日
1995年 6月 8日 7月 8日
1996年 6月 7日 7月11日
1997年 6月 2日 7月18日
1998年 6月 2日 7月 3日
1999年 6月 2日 7月22日
2000年 6月 3日 7月18日
2001年 5月21日 7月19日
2002年 6月11日 7月20日
2003年 6月10日 7月31日
2004年 5月29日 7月13日
2005年 6月11日 7月16日
2006年 6月 8日 7月26日
2007年 6月13日 7月23日
2008年 5月28日 7月 6日
2009年 6月 3日 7月30日
2010年 6月13日 7月17日
2011年 5月21日 7月 8日
2012年 6月 2日 7月17日
2013年 5月27日 7月 8日
2014年 6月 2日 7月20日
2015年 6月 2日 7月24日
2016年 6月 4日 7月18日
2017年 6月20日 7月13日
2018年 6月 5日 7月 9日
2019年 6月26日 7月25日
2020年 6月10日 7月29日

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過去の5月に梅雨入りした時のデータ

これだけでは何とも言えないので、統計を取り始めた1951年からのデータの中から5月に梅雨入りした分をピックアップし、その日数や降水量を割り出していきます。

※1993年は梅雨入りが5月ですが、梅雨明けのデータがなかったので省いています。

過去70年の中で5月に梅雨入りしたのは15回だけでした。

さらにその中から6月に近い5月末あたりの梅雨入りを省くと以下の5回となりました。

梅雨入り 梅雨明け 梅雨期間 降水量平年比
1956年 5月22日 7月10日 49 73
1976年 5月19日 7月22日 64 91
1991年 5月19日 7月19日 61 106
2001年 5月21日 7月19日 59 89
2011年 5月21日 7月 8日 48 146

この5年を平均すると

梅雨入り:5月20日

梅雨明け:7月15日

梅雨期間:56.2日

降水量平年比:101

となりました。

過去30年の梅雨期間の平均が40.9日だったので5月に梅雨入りした場合は2週間近く長くなる傾向にあるようです。

降水量平年比は2011年を除けば少ない年が多かったです。

四国の梅雨明け予報【2021】

これらのデータを踏まえて考えた結果、2021年、四国の梅雨明け予報は、先に出した過去に5月の早めに梅雨入りした5年間の平均梅雨期間を2021年の梅雨入り日に足したものとします。

2021年 四国の梅雨明け予報 7月10日ごろ

となりました。

降水量は気象庁の3か月予報によると

5月:多い(多い確率70%以上)

6月:やや多い(多い確率40%)

7月:少ない(少ない確率40%)

となっていましたので、梅雨明けに向けて降水量は減っていくイメージです。

まとめ

以上で「四国の梅雨明け予報【2021】過去のデータから分析」を終わります。

あくまでも個人的な予想なので、そのあたりはご了承ください^^

梅雨入りが早いから梅雨明けも早いということはなく、むしろ長い傾向にあるようです。

ここ近年はゲリラ豪雨などもあり、降水量まではわからないので、2021年の梅雨期間は気象情報に十分注意して過ごしましょう。
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