チコちゃんはのっぺらぼう?顔の仕組みはどうなってるの?

毎週金曜日午後7時57分からNHKで放送されている「チコちゃんに叱られる」。

なんでも知ってる5歳のチコちゃんがMCの岡村隆史さんをはじめ、さまざまなゲストをタジタジにしてしまう面白い番組です。

チコちゃんは着ぐるみで番組に登場しているのですが、表情がとても豊かに変わります。

その顔の仕組みがどうなってるのか不思議に思ったので少し考察してみました。

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目次

チコちゃんはのっぺらぼうなの?

なんでも知ってるチコちゃん。

体は着ぐるみなのに表情・大きさともに多彩な変化をします。

この画像のように普段の着ぐるみのチコちゃんはこんな感じです。

当然、番組内ではCGによってその表情は作られていると思います。

そう考えた場合に加工しやすいのは

顔がのっぺらぼう

と考えるのが自然です。

しかし、実際スタジオにいるのは動く着ぐるみ。

もしその顔がのっぺらぼうだったらすごく怖いですよね^^;

 

MCの岡村隆史さんやゲストの方々が、のっぺらぼうのチコちゃんを相手にリアクションを取るのは難しいのではないでしょうか。

 

なので、スタジオでは通常の顔のパーツがついたチコちゃんで撮影し、後日CGにて表情を作っていると考えるのが妥当でしょう。

 

しかし、NHKからチコちゃんの表情についての公表はされていませんので、本当のところはわからないのが現状です。

すっぴんは本人NGです。という断り方にユーモアのセンスを感じます(笑)

 

ひとつ、チコちゃんの顔について特集された記事を発見したので、次に紹介させていただきます。

チコちゃんの表情の仕組みはどうなってるの?

CGWORLDが2018年にCG制作の裏側をNHKアートに取材しています。

その時の返答は以下の通りです。

「番組収録時のチコちゃんは着ぐるみで、木村祐一さんの声(ボイスチェンジャーで声音を変えている)に合わせて動き回ります。その様子を6台のカメラで収録し、45分番組として編集された映像を受けとった後、チコちゃんの頭部をCGに置き換えています」
引用:https://cgworld.jp/feature/201807-nhk.html

すべてCGで表現することも検討されたらしいですが、着ぐるみのほうがいいという結論が出たそうです。

全部CGのほうが絶対作りやすいはずですが、あえて着ぐるみを選んだNHKはすごいですね^^

 

そのチコちゃんのCGは頭部だけを3Dスキャンし、そのデータを基に頭部モデルを作り上げます。

まぶたがあるもの、顔が大きくなるもの、等様々な頭部モデルを駆使してチコちゃんは完成します。

 

3班体制で取り組み1回あたり3週間もかかるのだとか。

制作側のすごい努力のたまものであのチコちゃんが誕生しているんですね。
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今後のチコちゃんはどうなっていくのか

番組が始まって瞬く間に人気番組になった「チコちゃんに叱られる」。

「ボーッと生きてんじゃねーよ!」の決めゼリフが痛快です(笑)

 

2018年には紅白歌合戦にも出場したほどの人気。

さすがに紅白歌合戦の時は普通の着ぐるみでしたけどね^^;

 

CG技術の発展は目まぐるしくものがあります。

放送が始まってからですが、スタッフの意欲もあり、進化を続けています。

 

CGディレクターである中野大亮さんはいずれはリアルタイムに対応したいと考え、

「ぜひ、チコちゃんを生放送番組に出演させたいです」

そう語っています。

CGで作ったキャラクターがリアルタイムで見ることができるようになるなんて、まさに漫画の中の未来の世界のようです。

もし、それを実現することができればテレビ界に革命が起きることは間違いありませんね。

まとめ

以上で「チコちゃんはのっぺらぼう?顔の仕組みはどうなってるの?」を終わります。

当たり前のように進化していくCGの世界を当たり前のように見ている視聴者である私たち。

その裏にはすごい熱意と探求心があることがよくわかりました。

ボーッと生きてんじゃねーよ!のNHKらしからぬセリフにばかり気を取られていました(笑)

番組のテーマも面白いし、勉強にもなります。

様々な人の努力と知恵の結晶で人気番組が出来上がってるんですね。

次に見るときはちょっとそういう目線でチコちゃんを見てみよう♪

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