重体と重傷の違い|重症・軽症・軽傷の違いもまとめて解説

ニュースで事件や事故・災害などが起きたとき、被害者の状態を

〇名の方が重症、〇名の方が重体

といった言い方で報道することがよくあります。

でもその違いってなぜかなかなか覚えられません。

一体どっちが大変な状況なのか、僕自身忘れないためにもここでシェアします。

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重体と重傷の違い

報道で使われる重体と重傷には以下のような違いがあります。

重体

意識不明、内臓の大きな損傷など、命に係わる状況にある状態のことを指します。

重傷

命に係わるほどの状態ではないが大きなケガを負っている状態。

全治に一か月以上必要な状態を重傷といいます。

重症・重篤・軽傷などもの意味

重体や重傷のほかにも状態によっていろいろな呼び方があります。

重症

命に係わるほどの状態ではないが大きな病気を負っている状態。

全治に一か月以上必要な状態を重症といいます。

軽傷

軽いケガを指し、全治に1か月以上一用としないものを指します。

軽症

軽い病気を指し、全治に1か月以上一用としないものを指します。

 

これらをまとめると

傷が使われているものはケガの状態
症が使われているものは病気の状態

重が使われているものは全治一か月以上が必要
軽が使われているものは全治一か月を必要としない

ということになります。

この違いが分かっていればニュースの時にもすんなりと状況が把握できると思います。

被害者が多いときに行われるトリアージ

災害時などの被害者が多い場合、現場ではトリアージが行われます。

そのトリアージとは

救助可能な人を確実に救うために治療の優先順位をつけること

です。

一人でも多くの命を救うための判断ですが、場合によっては救助不能の判断もしなくてはならず、非常に難しい判断を現場で行うことになります。

 

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まとめ

以上で「重体と重傷の違い|重症・軽症・軽傷の違いもまとめて解説」を終わります。

ケガと病気の違いということを理解したらすんなりと頭に入ったのではないでしょうか。

あとは治療に必要な期間だけなので、そこを覚えておきましょう。

 

災害や事故・事件等、ニュースで耳にしない日はないと言ってもいいくらい多い今。

こういった言葉の違いが何だろうって思うことが少しでも減ってほしいものです。

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