お酒・アルコールが抜けるまでの時間計算方法はコレ|取り返しがつかなくなる前に
一昔前に比べると規制がかなり厳しくなったとはいえ、
一向になくなることのない悪質な飲酒運転。
罰則も厳しくなり、万が一飲酒運転で事故を起こしてしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。
その背景にはお酒・アルコールに対する過信があるともいえるでしょう。
少しくらいなら大丈夫。数時間たったから大丈夫、と。
しかし、お酒・アルコールは確実に体に残っています。
そのお酒・アルコールが体から抜けるまでの時間を計算する方法がありますのでご紹介します。
目次
お酒・アルコールが体から抜ける時間はどのくらい?
お酒を飲んでも寝て起きたら抜けている、そう思っている方も多いと思います。
恥ずかしながら僕もそうでした(笑)
一般的に
ビール中ジョッキ1杯で
3時間程度
がアルコールが抜ける時間といわれています。
(体格などの個人差で変わりますので大体の目安ととらえてください)
え、そんなに!?というのが正直な印象です。
しかし、体には確実に残っているのです。
次に、表に現して具体的に見ていきましょう。
体重を65kgで計算した場合
種類・量 飲酒量/度数/アルコールg |
抜けるまでの時間 |
缶チューハイ350ml 1本|3%|8.4g |
1.29時間 |
ビール・缶チューハイ350ml 1本|5%|14g |
2.15時間 |
ビール・缶チューハイ350ml 2本|5%|28g |
4.3時間 |
ビール・缶チューハイ350ml 3本|5%|42g |
6.46時間 |
缶チューハイ500ml 1本|9%|36g |
5.53時間 |
日本酒・180ml 1合|15%|21.6g |
3.32時間 |
日本酒・180ml 2合|15%|43.2g |
6.64時間 |
日本酒・180ml 3合|15%|57.6g |
8.86時間 |
焼酎・100ml 1杯|25%|20g |
3.07時間 |
焼酎・100ml 2杯|25%|40g |
6.15時間 |
焼酎・100ml 3杯|25%|60g |
9.23時間 |
ウイスキー80ml 1杯|40%|25.6g |
3.93時間 |
ウイスキー80ml 2杯|40%|51.2g |
7.87時間 |
ウイスキー80ml 3杯|40%|76.8g |
11.81時間 |
[quads id=1]
体重を50kgで計算した場合
種類・量 飲酒量/度数/アルコールg |
抜けるまでの時間 |
缶チューハイ350ml 1本|3%|8.4g |
1.68時間 |
ビール・缶チューハイ350ml 1本|5%|14g |
2.8時間 |
ビール・缶チューハイ350ml 2本|5%|28g |
5.6時間 |
ビール・缶チューハイ350ml 3本|5%|42g |
8.4時間 |
缶チューハイ500ml 1本|9%|36g |
7.2時間 |
日本酒・180ml 1合|15%|21.6g |
4.32時間 |
日本酒・180ml 2合|15%|43.2g |
8.64時間 |
日本酒・180ml 3合|15%|57.6g |
11.52時間 |
焼酎・100ml 1杯|25%|20g |
4時間 |
焼酎・100ml 2杯|25%|40g |
8時間 |
焼酎・100ml 3杯|25%|60g |
12時間 |
ウイスキー80ml 1杯|40%|25.6g |
5.12時間 |
ウイスキー80ml 2杯|40%|51.2g |
10.24時間 |
ウイスキー80ml 3杯|40%|76.8g |
15.36時間 |
このような結果になりました。
私たちが思っている以上にアルコールは体に残っているんですね^^;
さらには体重が重いほうがアルコールの分解量が多いので、
男性よりも女性のほうがお酒が抜ける時間がかかるといえます。(個人差によりますが)
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お酒・アルコールが抜けるまでの時間計算方法
では、私たちの体からお酒・アルコールが抜けるまでの時間を計算する方法を紹介します。
まずは
自分の体が1時間に分解できるアルコールの量を知りましょう。
分解量(1時間当たり)=体重×0.1
※体重65kgの場合、65×0.1=6.5gとなります。
次に
飲んだお酒のアルコールのグラム数を計算しましょう。
アルコールグラム数=飲んだ量×(アルコール度数÷100)×0.8
※5%のビール350mlを飲んだ場合、350×(5÷100)×0.8=14gとなります。
そしてそのアルコール量と自分の分解量で計算します。
抜けるまでの時間=摂取したアルコールのグラム数÷自分のアルコール分解量
となります。
※上記の場合だと、14÷6.5=2.15時間という結果になります。
飲酒運転の罰則
今回の検証結果を見てみると、晩酌も考え物です^^
次の日に仕事がある日は深夜0時以降は飲めないといったイメージですね。
そしてもし、飲酒運転及び酒気帯びで捕まってしまった場合、
どのような罰則があるのかも把握しておきましょう。
状態 | 刑罰 | 違反点数 | |
飲酒運転 | 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金 | 35点 | |
酒気帯び運転 | 0.25mg以上 | 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 | 25点 |
0.15~0.25mg | 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 | 13点 |
ちなみに違反点数による罰則は以下の通りです。
違反点数13点・・・免許停止90日
違反点数25点・・・免許取消、欠格期間2年
違反点数35点・・・免許取消、欠格期間3年
これだけ厳しくなっているのに飲酒運転が後を絶たないのはなぜなのでしょうか。
まとめ
以上で「お酒・アルコールが抜けるまでの時間計算方法はコレ|取り返しがつかなくなる前に」を終わります。
僕は週4くらいで晩酌を楽しんでいるのですが、今回この方法で計算してみると…。
結構酒気帯びで朝の通勤を行っていたかもしれません。
二日酔いの時なんて100%そうですよね…、反省です。
自分だけで済むならまだしも人も巻き込む可能性も大いにある飲酒運転。
絶対に無くさなくてはいけません。
この計算方法やお酒・アルコールに対する知識はぜひとも覚えておきましょう♪
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