妻のトリセツの内容・ネタバレ・感想|亭主関白の夫が読んでみた!

2018年10月に販売された黒川伊保子さんの著書「妻のトリセツ」。

いろんなメディアで取り上げられとても話題になっています。

怖い妻、理不尽な妻が増えていることを脳科学の観点で見て解決していこうという本です。

僕は普段亭主関白なのですが、突然妻から「これ読んでみて」と渡されました^^

その妻のトリセツの内容ネタバレと亭主関白夫が読んだ感想をまとめました。

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目次

妻のトリセツの内容

「妻が怖い」

夫側からの離婚申し出の理由に多いのが妻からの精神的虐待。

いつもイライラしている
口調がキツイ
いきなりキレる
急に怒り出す
何をしても怒られる
口をきかない
無視する
夫の分だけ家事をしない
人格を否定した言葉をぶつけてくる

一見、理不尽にも思えるこれら妻の言動。

夫からすると理不尽でしかなく、しかも理由がわからない。

しかし、女性脳を理解することで軽減することができる。

 

女性脳を理解して、

妻から放たれる弾丸を10発から5発に減らそう

というのが妻のトリセツの主な内容となっています。

妻のトリセツのネタバレ

妻のトリセツ2章で組み立てられていて、女性脳の仕組みを

ネガティブトリガー
ポジティブトリガー

と例えて説明されていきます。

妻から放たれる弾丸にかけたトリガーという言葉の選択が面白いですよね^^

ネガティブトリガーを作らない

最初に挙げた理不尽に思える妻の言動。

実はそれを引き出してしまっているのは女性脳を知らない夫側だという。

これらを知ることで妻の理不尽な言動は減らすことが可能になるというのである。

いくつかポイントをピックアップして紹介します。

●女性の会話の目的は共感、男性の目的は問題の解決

この目的の違いによりお互いイライラすることになる。

●周産期・授乳期には気を付ける

ホルモン量の変化で満身創痍の状態の妻。

その妻に共感を投げかxけるべきであって、冷めた解決方法を提案するべきではない。

●嫁姑問題のキーマンは夫

これも妻を一番に考えて共感し、決して姑側や自分の意見を押し出してはいけない。

●名もなき家事を知る

夫がしている家事に多いゴミ出し。

でもそのゴミ出しに至るまでに分別や準備等の小さな家事をたくさん妻がしていることを知るべきである。

●妻を絶望させる言葉を使わない

「言ってくれればやったのに」は察してほしい女性の気持ちを無視した言葉。

妻に関心がない、大切に思ってない、そう取られてしまう危険な言葉である。

●心を肯定することが重要

妻の言動の心の部分を肯定さえすれば、事実を否定しても大きな問題にはならない。

逆に心を否定すれば、いくら事実を肯定しても妻には届かない。

 

僕がハッとした部分をいくつか簡単に紹介しました。

ここだけ見ると何でここまでって思わなくもないですが(笑)

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ポジティブトリガーの作り方

女性脳はネガティブな記憶を忘れずに何度も引き出すのと同じように、ポジティブな記憶も忘れずに引き出します。

そこをうまく利用してネガティブトリガーを引かないように持っていきましょう。

以下、ポジティブトリガーを引くための重要なポイントです。

●記念日は大切に

記念日やデート等は女性にとって大切な日。

急なサプライズをするよりもあらかじめ前に予告しておくと、当日までの日々や後日の日々までも楽しく過ごすことが可能になる。

サプライズは逆効果になる恐れもあるので要注意。
(前もって言ってくれればいろいろ準備できたのに、等)

●普通の日こそ大事な言動

何気ない日常時にこそいつも思ってるという気持ちを伝えるチャンス。

「今日のお昼は○○食べた」「今出張の帰りで○○にいる」

そんな他愛のない連絡が私を思ってくれてるんだととってくれるのである。

●愛の言葉をさりげなく

喧嘩した次の日に綺麗だよなどというのはもちろん逆効果。

妻が幸せな気分の時にさりげなく褒めてあげましょう。

 

以上がポジティブトリガーの引かせ方です。

これらを駆使してネガティブトリガーを減らしていこうというのが妻のトリセツの解説です。

さらに詳しくこちらで書いていますのでご覧ください。

[clink url=”https://time-share.me/7435.html”]

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妻のトリセツを亭主関白夫が読んだ感想

僕の家族は妻と息子と娘の4人家族です。

その中で僕は「王様=パパは絶対」的な態度をとっている亭主関白夫です。

妻のトリセツをそんな僕が読んで感じたこと・感想を述べていきたいと思います。

第一印象はズバリめんどくさい

最初、妻のトリセツを手渡されたときに思ったのは

は?どういう意味!?

でした(笑)

自分なりに家族に尽くしているつもりだしこれ以上なにを求めるわけ?

と。

さらに読み始めると、

優しいことばをかけてあげよう
抱きしめてあげよう
ありがとう、ごめんと共感して言ってあげよう
こういう言い方で返答するようにしましょう。

など、どうしてそこまでこっちが妻にへりくだらなければいけないんだ。

なんて女性中心の目線でこの著者自身が理不尽なのではないか。

読むのも少しあほらしいなとすら思っていました^^

次第に女性脳の仕組みが分かってくる

しかし、せっかく読む機会を与えてくれたのでしぶしぶ読み進めていきました。

すると、過去の結婚生活の中で実際にあったシーンがいくつも出てきました。

あぁ、あのとき妻はこういう気持ちだったのか

と、理不尽と思えた言動に納得できる理由があったことがわかってきたのです。

とっくに済んだことなのにいつまでも引き出してグチグチと繰り返して言ってくる。

そんな行動も実は子供を守るために本能的に脳に仕組まれたことなのでした。

それでも100%納得したのか、と言われればそうではありません。

読み進めているうちに、そういう背景があったことを知ることが出来たのはよかったと感じてきました。

女性脳が可愛らしく思えてくる

本を一通り読み終えると、女性脳と男性脳の違いがかなりよくわかりました。

どちらの脳についての説明もしっくりとくるもので、ほとんど全部そうそう、と当てはめることができました。

そういった女性脳の仕組みを理解し、妻の言動、自分の言動を振り返っていった結果、

女性脳って少し可愛らしくない?

って思えるようになりました。

Amazonなどのレビューや知恵袋などでは酷評も結構見かけます。

しかし、それを書いている人は女性脳を理解しようとしていないのではないかと思います。

意見の分かれる本だとは思いますが、男性だったら読んでおいて決して損はない一冊になっています。

夫婦で読めばよりメリットがあると思うので本当におすすめします♪

まとめ

以上で「妻のトリセツの内容・ネタバレ・感想|亭主関白の夫が読んでみた!」を終わります。

最初に渡されたとき、読み始めたときはこんな感想を持つことは微塵も想像していませんでした。

もしかしたら理不尽だったのは夫である自分のほうだったのではないかとすら思っています。

僕は結婚生活15年。数々の地雷を踏んできた自信があります(笑)

この本との出会いをきっかけに変わっていくことができそうな気がします。

でもやってしまったことは消してくれないのが女性脳^^;

ポジティブトリガーをたくさん引いてネガティブな部分を減らしていく。

そんな努力を結婚生活中盤戦、やっていかないといけない時期に入ったようです。

幸せな老後を夫婦で穏やかに過ごしていくためにも・・・。
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